外国為替を行う場合、自国の通貨である円を用いてどこの国の通貨を購入するかを検討するかがカギを握ります。
もっとも馴染みが深い国には米国が存在しますが、そこではドルが取引単位になります。
またヨーロッパのEU諸国では、ユーロを扱っているため、世界の経済の主要な通貨はドルかユーロのどちらかになります。
なおいずれも円との取引レートが決まっているため、将来の予想や動向を踏まえて投資を行っていくことが肝要です。
円を他国の通貨に投資する目的は、世界の景気動向、政情、戦争・震災などのイベントなどが国に影響を与える可能性があるからとなります。その影響を受けるのはそのまま外国為替であり、レートの上昇・下降にも影響を与えます。
もちろんFX取引を行う上では、上昇・下降の大きな動きが起こることがポイントです。
ドルであればドル高の時に円から積極的に投資を行っておき、ドル安になったら売却するということを繰り返せば利益を上げることができます。
なおユーロが比較的に投資が魅力なのはボラティリティが高いからで、値動きが大きいからです。
つまり値動きが大きい場合、レバレッジを利かした取引で莫大な収益を得ることにも繋がっていきます。
初心者が陥りやすいFX取引のリスク
初心者が陥りやすいFX取引のリスクには、レバレッジを利かした取り引きだと大きく利益を上げる可能性があるため、それに囚われてしまうことです。
誰しもが損失を避けて、大きな収益を上げることを理想として投資を行います。
しかし一方ではレバレッジは大きく勝てる反面、大きく負ける可能性もある点に注意が必要です。
相場では偏った見方をしないで、損得を計算しながら取引を行うことがポイントになります。
ただ相場は生き物で自分が予想した方向と違った値動きを展開することも多くあります。もし損失が膨らんでいる時、なかなか負けを認めたくない心理が働く点と勿体ないの精神があるため、できれば元に戻るの待つ姿勢に陥りやすくなります。
特に損失を抱えた時はいずれ元に戻るかもしれないという期待が働き決断を鈍らせます。つまり損切りのタイミングを見誤ってしまうことが多い点です。
初心者はなかなか最初に自分が決めた損切りラインに達した場合、思わぬ出来事として受け入れがたいとしてむきになってしまう感情が左右します。しかしその損切りラインは最初にそのラインに達すると負けたと兜を脱ぐことに合ったはずです。
そのため淡い期待を持たない事で損を確定し、次なる戦略を検討することがポイントとなります。初心者は感情に左右されず相場の展開にも一喜一憂しないで、アイデアを編み出して投資を行っていく取り組みを必要とします。