
FXは本来パソコン上で情報収集をしてテクニカル分析から売買までを行いますが、近年はiPhoneなどのスマートフォンアプリの登場でパソコンがなくても情報収集や、チャート分析まで行えるようになりました。
さらに各証券会社がスマートフォンに対応した取引ツールまで提供している為、使い方次第ではスマートフォン上ですべての取引を完結できます。
まずFX初心者がダウンロードしておくべきアプリは、自身が使用している証券会社の口座で使える取引アプリです。
これがあればいつでも売買ができますので、自宅にいなくてもチェックして注文や決済ができます。
加えて、テクニカル分析ができる機能が備わったアプリがあると良いでしょう。
それにはMT4のアプリがありますので、高性能はテクニカル分析ができます。
ちなみにMT4はデモ口座でもアプリを使用できますので、取引する証券会社のものでなくても問題ありませんが、MT4が使える証券会社で口座を作ればMT4のアプリ一つですべてのトレードを完結させることができます。
この2つだけでもトレードとしては十分ですが、やはり投資に関するニュースのチェックも重要ですので、それには日本経済新聞のアプリが情報収集としては機能が高いでしょう。
FX初心者の取引の落とし穴
売買ツールやチャート分析ツール、さらには投資に関するニュースなど様々な情報や操作がスマートフォンのアプリ上で行える昨今ですが、それはいつでもどこでも取引ができるというメリットだけではなく、デメリットが生まれてしまう事もありますので、FX初心者の方は特に注意が必要です。
まず、スマートフォンのアプリでいつでもどこでもチェックできる事と言うことは、裏を返せば簡単にチャートなどのチェックができてしまうという事です。
すると常にトレードをしていないと落ち着かなかったり、売買しなくても良いところで無駄な売買をしてしまう可能性があります。
FXにおいて売買をするという事は収益チャンスであると同時に、損失が生まれるリスクでもあります。
その為、無駄にエントリー回数が増えると、利益を増やすどころか損失を増やす結果になりかねません。
また、ニュースに関しても簡単に情報収集ができてしまうと、かえって情報量が多くなり何を信じれば良いのか分からなくなります。
大切なことはスマートフォンのアプリでいつでもどこでも相場に触れられることは、メリットと同時にリスクもある事を理解する事、そして自分の売買ルールをしっかりと持つことで、情報に惑わされるリスクを低くできます。